今回の見学の感想を一言で表現するならば・・・。 「やっぱり生がいいっ。」（ちゃんとした意味で・・・。笑） に集約されると思います。 只今アドバンスコースを受講中の身ですが、そのセミナーでももちろん皆川先生の術式の 動画を見る事はできます。しかも編集済みのイイところだけ。 それはそれで大変勉強になりますが、今回ライブオペに参加した動機は、そこに至までの 空気感といいますか、行間を読むと言いますか、編集された動画ではわからない臨場感を 知りたかったからです。 やはり生というのは圧倒的な情報量があります。 オペ開始から終了までの各処置における時間軸の情報 アシスタントの動きやサポートのやり方 皆川先生のオペ時の体の使い方、患者への配慮の仕方。 などなど また、番外編として、百戦錬磨の皆川先生であっても大なり小なりオペにはトラブルがつきもので 有るという事もわかり、なんだか親近感がわきました。 臨機応変に対応する能力と精神状態が必要であることも学んだ気がします。 開業医ともなると『井の中の蛙』になりがちであり、なかなか自分の医療行為を他の先生と比較検討するチャンスは少なくなります。 ましてや、オペ現場となるとブラックボックス化しており、いろいろなノウハウの塊なのでなおのこと だと思います。 そこを思い切って見せて頂いた皆川先生に感謝いたします。 大変勉強になり、また刺激にもなりました。 明日からの臨床がすこしでも進化させることが出来ると確信しております。 見学した症例はアドバンスコースで教えて頂いた内容ですが、オペ自体は非常にシンプルに まとまっており、少し物足りなさを感じることは否めません。 物足りないと言いましてもオペ内容は盛りだくさんの高度であることをお忘れなく。 抜歯即時のCTGありのワンタイムプロビジョナルなので非常に高度であります。 それをシンプルかつ確実なオペに仕上げているのも、術前の綿密な診断の上でのエールガイドと カムログインプラントの組み合わせのオペだからこそだと思います。 個人的にはGBRがすごく苦手分野なので、もっとGBRガッツリ行なったキワモノのオペを次回は見せて頂きたいと期待します。 自分のオペの手技に疑問をもたれている先生 オペのシステムがぎこちなくてアシスタントと息があわないと困っている先生 皆川総合歯科クリニックを肌で感じてみたい、生が好きな先生 そんな先生方にはぜひこのライブオペ見学会、参加をお勧め致します。 私もまた機会がありましたら是非参加したいと思っています。