この度は、ライブオペを息子と一緒に見学させて頂き、有難うございました。 先ず１例目は、下顎7番で開口量の問題からチャンネル型のエールガイドを利用したフラップレスのインプラント埋入でした。 おそらく、普段の皆川先生なら5分も掛からない様なオペだと思いますが、ドリルの挿入の仕方やドリリング、フィクスチャ―の埋入、ジンジバルフォーマーの装着まで見学者のみんながよく理解できるようお心遣い頂き、ゆっくりとオペは進行していきました。最後は術後確認のＣＴを撮影してオペは終了です。 2例目は上顎4，6番のフラップレス埋入でした。4番は抜歯即時埋入で、採血によるＡＦＧ，ＣＧＦの作製や連続クロスロック縫合も見る事が出来ました。 どちらのオペも手術時間は短く、患者さんにとてもやさしいインプラント治療だと思いました。これも外科処置前の診査診断、治療計画に多くの時間をかけ、目視とＣＴによるインプラントガイドの適合を何度もチェックしているからこそだと思いました。 ベーシック、マスターコースで何度も言われてるポジショニングの大切さ、基本に忠実である事、シンプルである事（手術器具の少なさにちょっとビックリしました）を改めて学ぶことが出来ました。 また、バキュームやガイドの保持、バーの交換、ビデオ（カメラ）撮影、術後の注意事項説明等のアシスタントワークを間近で見ることが出来、当院のスタッフ教育を行うにあたりとても勉強になりました。 あとオペ終了直後にガイドを入れてＣＴ撮影行い、その場でインプラントの埋入状況を皆川先生が患者さんに説明されます。ピンポイントで正確に埋入されたインプラントのＣＴ画像を見て、患者さんがとても安心され納得されてる姿を見た時、インプラントガイド（エールガイド）無しには、こういう事は出来ないなと改めてガイドの必要性を感じました。 自分は来月初めてインプラント埋入手術を行う予定ですが、今回のライブオペに参加したことで、自信を持ってオペに臨むことが出来そうです。 座学や模型実習はもちろん大切ですが、ライブオペを見る事でその知識が整理され、より理解が深まると思いますので、私のような初心者には特にお薦めだと思いました。 皆川先生にはこの様な機会を作って頂き、スタッフの皆様にも息子ともども大変お世話になり感謝しています。今後ともご指導の程宜しくお願い致します。

父から皆川先生のインプラント埋入の話を聞いてはいたものの、中々実際の埋入方法などはよく知らず、今回の埋入オペ見学の話が舞い込んできたとき、是非とも見学させていただきたいと考え、今回父と一緒に見学させていただいた。 現在私自身は歯学部5年生であり、病院実習にてインプラント埋入の見学を1ケースほどしたことがあるが、その時にはガイドは用いず、またフラップを開け、静脈鎮静下にて行われており、インプラント埋入時の患者様への負担が多いことだという認識であった。しかしながら今回の皆川先生のインプラント埋入オペ見学をさせていただいたところ、オペの時間の短さやエールガイドによる先生の操作性、出血量の少なさ、患者様の負担の少なさにはまさに目から鱗であり、とても感銘を受けた。 まだ何をやりたいのかも見えない段階なので、今後どのような道に進むかはわからないが、このような見学は日頃の臨床実習でもなかなか見ることが出来ず、非常に為になり、今後に繋がる非常にいい機会を頂いたことを皆川先生に感謝し、見学後の感想とさせていただきます。皆川先生この度は本当にありがとうございました。 伊東紘世