12回の今回は、コロナウイルス感染が広がる中での対策として、院内からWebセミナーを行いました。
MACとしても初めての試みで、試行錯誤でしたが、20名以上の先生にご参加いただき、無事に終えることができました。Zoomを使った歯科Webセミナーは、まだほとんど聞きませんが、これから増えていくと予想されます。
今回行ったマスターコース第12回は、その先駆けとなる本格的な1日セミナーであったと思います。ご参加いただいた先生、ご協力本当にありがとうございました!
午前中は、審美インプラントにおけるカスタム印象の講義を行いました。
午後は、実際にカスタム印象のデモと、オンライン実習を行いました。
先生方の模型実習内容を、PCやスマホで映し出していただき、院内や自宅にいながら双方向で確認できたことは画期的であったと思います。
続いて、咬合Part1の講義とホリゾンタルテイキングについて解説しました。
どんなに良い治療をしても、最後は補綴が鍵を握ります。審美と機能が確立され咬合が安定していないと、口角や顔貌が曲がったり、痴呆やアルツハイマーなどにも関連してきます。咬合は、インプラント治療においても非常に重要なテーマであり、次回は、咬合のPart2となります。
今回、クリニック内でのライブ撮影でしたので、写真撮影のポイントや、ホリゾンタルの設定など、実際のユニットで実演しながらご覧いただきました。今までの会場ではできなかった、より臨床に即した内容がオンラインで実現でき、受講された先生も参考になったのではないかと思います。
今後もどんどんZoomによるWebセミナーを企画し、先生方が遠隔にいてリアルタイムで講演を聴き、実習ができる内容を企画していますので、MACの応援をよろしくお願いします。
最後に・・・
この時期を、ピンチと捉えるかチャンスと捉えるかで状況は大きく変わります。先生方も、今起こっている限界を環境や周囲のせいにせず、チャンスと思って逆転の発想をしてください!